日本一周25日目 熊本 地震の爪痕と復興
おはようございます。
鹿児島空港より、1時間ほど北へ車を走らせたこちら、えびので一泊しました。
えびのは宮崎県です。
宮崎県の西側にチョピンと飛び出した部分ですね。
朝はカレーパンをハムハムしながら、沖縄から帰ってきてから久しぶりの愛車を眺める。
汚いっ!
思えば旅を始めてから25日目。一度も洗車してません。
しかも、特に鹿児島に行ったときに汚れの具合が進んだ気がする。
火山灰かな。
熊本城の復興の様子
川沿いをひたすら走ります。
山間部のいい景色です。
途中のガソリンスタンドで。
シュインシュイン。
これでピッカリです。
熊本城に到着。
駐車場は二の丸駐車場へ。
ここだと、桜の馬場 城彩苑と言われる場所にも近いのです。
目の前には広い公園があり、子供たちが元気に遊んでいます。
二の丸駐車場から一番近い大手門ですが。
この状態でした。
これが本来の姿。
2016年の地震から二年。復興はとても大変なようです。
天守閣の再建も行っています。
お城のエリアは入場できません。
これほどの被害が起きる地震、相当の揺れだったんでしょう。
ぐるりと回って加藤神社に来ました。
加藤神社とは、いわずもがな加藤清正公を主祭神とした神社です。
熊本城の築城、熊本の国づくりに尽力した人です。
人に慕われ、大義を重んじた熊本の英雄です。
当時の被害はどの程度かわかりませんが、
こちらは地震の爪痕も特にない様子でした。
神社から見える復興中の熊本城。
心ばかりですが寄付をしました。
加藤神社を正面にし、右側の裏には白鬚神社といわれるお社があります。
後方にあるのは加藤清正公が植えたと言われる銀杏の樹。
太く立派な幹です。
熊本城の復興を祈願しました。
お昼ごはんなので、今日のお目当てのお店に行きます。
駐車場から歩いて、20分弱なのですが、その分楽しみが増えるというもの。
桜の馬場 城彩苑を抜けて、街中を抜けていきます。
急ぎ足でついたお店はこちら。
オーマイガー
完売御礼って書かれてるけど、まだ11時40分くらいなんですよ。
あとでツイッターで店舗の呟きを見たら臨時休業の様でした。
ついてない。。。
道を戻って桜の馬場へ。
本日のお店はこちらに変更。
夢あかりさん。
こちらのお店でも食べられるんですよ。
タイピーエンはラーメンのようにも見えますが、使われている麺は春雨です。
こちらがタイピーエン
透き通ったスープに透き通った春雨。
他の店と比べると、こちらの夢あかりさんのタイピーエンはスープも透明でお上品な感じみたいです。
いろんな具が入って美味しいです。
蟹や海老が入ってるのもうれしい。
平日でもお客さんはいっぱい来てます。
ヘルシーオイシータイピーエンでしたが、
もう少し小腹を満たしたいです。
いきなり団子
これも熊本グルメです。
スーパーや道の駅にも売ってました。
小麦粉で作った皮でお芋と餡子を包んだもの。
お手軽でいきなり客が来ても作れるから、いきなり団子と言われるらしいです。
芋と餡子がベストマッチです。美味しい。
阿蘇山と周辺をドライブと観光
熊本を代表する観光地と言えば、熊本城、そして阿蘇山ですね。
日本一のカルデラを持つ活火山です。
阿蘇山に行くまでにすこし迷子になりました。
理由は、2016年の大地震で、かなりの道が通行止めになったりしてるんですよ。
地図を見ながら、
あれ?こっち?あれ?通行止め?
と言う感じで。
ちゃんと見てれば、阿蘇山こちらとか標識が書かれていたのでそれに気が付いてからは大丈夫でした。
阿蘇山が見えてきました。
残念ながら少しくすんでます。
運転中に気になる看板。
「一心行の大桜」
お、これは時期的にもナイスなタイミング。
是非見ていこう。
駐車場は臨時で作られたものがあり、500円でした。
え、金とるの?ちょ。
まあいいかと。
あれかな?
確かに大きな桜です。
ちょっと期待しすぎたのもありましたけど。。。
残念ながら半分くらい散ってました。
お店もたくさん出てます。
でもせっかく来たからコロッケでも食べながら桜を眺めます。
滞在時間15分でまた阿蘇山に向かいます。
ここから山をぐんぐん登って行くわけですが、
背の高い植物もなく、遠くまで視界の抜けた景色が気持ちいです
青空じゃないのが残念です。
そして山頂の駅へ。
画面左にモクモクしてるのは火山の噴煙です。
阿蘇山はその日の火山状況によっては火口付近に行けるんですが、
この日は閉鎖されてました。残念。
ここから阿蘇山を下りつつ北側へ。
途中カルデラ。
雨も降ってきて、視界も悪いです。
ここも残念。
阿蘇山北側の牧場エリアを抜けて次の目的です。
阿蘇神社
こちらの楼門は神社としては珍しく、二層になっておりそれは立派だったそうです。
が、しかし。
跡形もなく、現在復興作業中です。
こちらの神社の被害はかなり大きかったようです。
震災時の写真が飾られていました。
どれだけ立派な神社だったかわかります。
仮設の参拝所。
テレビの報道もだいぶ減りましたが、熊本はまだ頑張っています。
熊本神社も、阿蘇神社も復興されたらぜひまた訪れたいです。
かみしきみくまのいますじんじゃ
阿蘇山周辺観光。
最後に行くのは「上色見熊野座神社」
まるで異世界への入り口と言われる場所です。
上色見熊野座神社の読み方なんですけど。
「かみしきみくまのいますじんじゃ」です。
この神社は阿蘇山の東側にあります。
また、山道を少し登りその神社へ。
杜の中を続く階段。
どの両脇に100基あると言われる灯籠。
異世界への入り口と言う表現も頷けます。
こちらのお社には神主さんはいらっしゃいませんね。
ここに来るまでにかなり歩いてくるのですが、
ここの見どころはさらに上にあります。
結構きついですが、健康な身体の方であれば登りきることできると思います。
見えてきました。
穿戸岩(うげといわ)
阿蘇神社の祭神、建磐竜命(たけついわのみこと)の従者、鬼八法師(きはちほうし)が蹴破ったという伝説があります。
巨大な岩に穴を空けたと言う伝説から、困難なことでも立ち向かえば達成できるということで、
合格祈願や、目標に対する必勝の御利益があると言われています。
これは先ほど神社にくる途中、灯籠のエリアにあったこの岩です。
穿戸岩を蹴破ったときに転がってきたものと言われています。
山鹿温泉でリフレッシュ
阿蘇山観光が終わりましたので、西に車を走らせ。
来たのは山鹿温泉さくら湯。
その歴史は1640年より始まるのですが、道後温泉の棟梁などの改修を受けていたらしく。
なるほど、確かに道後温泉の雰囲気を少し感じました。
残念ながら、1973年に取り壊されましたが、近年復活をはたされたとのことです。
隣にある、温泉プラザ山鹿さんの駐車場に泊めます。
温泉利用者は1時間無料です。
で、さっそく温泉!
の前にお腹が空きました。
先にご飯です。
お風呂の直前にご飯って身体に良くないらしいですけど。
今日の夕ご飯はこちらの彩屋(いろどりや)さん
中はなんとも、温泉街の料亭のような感じです。
きっと奥のお座敷で温泉後の宴を楽しんだりていることでしょう。
僕は一人客なので、手前のカウンターで。
メニュー
こちらのお店は、馬肉を使った料理が多いのが特徴です。
そう!熊本来たら馬刺しを食べないと!
注文したのがこちらのお店の名物であるという。
馬刺重です!
馬刺しがぎっしり敷き詰められたお重。
見るからに馬そう!イヤ!美味そう!
出汁をかけながらいただきます。
こんな風に馬刺しを書き込みながら食べられるご飯はなんて贅沢なんでしょう。
卵を割るタイミングに悩みましたが早めにパカッ。
馬刺しの甘みを感じながらお米を書き込む。
本当に幸せです。
美味しかったです。
温泉街と言うのはなぜこうもスナックが多いのか。
いや、ここは特に多いな。
では温泉いただきます♪
たったの300円で広い広い温泉です。
安いので、シャンプーなどのアメニティないですよ。持っていきましょう。
ロッカーは返却式じゃないですが10円です。
元が安いから気にならないですね。
お風呂に入ろうとしたらシャンプーをロッカーの中に忘れました。
とりに帰って余計に10円払うことに。
天井も高いんですが、お風呂場も壁も天井も木造ですね。
腐らない加工があるんでしょう。
大きなお風呂のんびり疲らせてもらいました。
お風呂上りスッキリ。
やっぱり馬刺しでビール飲みたいなー!
と言うわけで、馬刺しを買い足して車の中で小さな宴。
25日目レポート
走行距離 310.4キロ
ルート
使った金額
食費 3339円
- タイピーエン 880円
- いきなり団子 200円
- コロッケ 250円
- 馬刺重 1107円
- スーパー 902円
洗車 500円
駐車場代 熊本城 200円
駐車場代 一心行の大桜 500円
駐車場代 山鹿温泉 100円
御朱印二つ 600円
山鹿温泉 320円
合計 5559円
25日目までの走行距離 4737.8キロ
25日目までに使った金額 225383円