日本一周26日目 佐賀 吉野ヶ里歴史公園 2つの神社のパワースポット
雨がドザーッと降っています。
しかし考えてみれば2週間ぶりの雨。
今まで天気が良すぎたのか。
あ、昨日洗車したのに。。。
弥生時代にタイムスリップ
サンドイッチをハムハムしながら、ついた先は吉野ケ里歴史公園。
紀元前1000年~紀元前300年ころが、弥生時代と言われていますね。
この約700年と言う長い年代のそれぞれの遺構が発掘されている珍しいそして大規模な場所が、
この吉野ヶ里歴史公園とのことです。
公園はでかいです。
とにかくでかいです。
70ヘクタールです。
しかもまだ全部できておらず、最終的に100ヘクタール超えます。
そのため歩いて全部回るならば、丸一日かかり必要でしょう。
そういうわけにもいかないので、
遺跡コーナーに近いところだけ回ることにしました。
駐車場は三か所ありますが、遺跡に近いところは東側駐車場です。駐車料金310円。
入場料は一人460円です。
残念ながら雨なんです。
しかし、運がいいことに少し小降りになりました。
弥生時代の竪穴式住居を再現されたものです。
中にも入れますよ。
この公園内、いたるところに竪穴式住居があり、どれも入れます。
以外にも快適空間かも知れません。
いつもエクストレイルの中で暮らしているからそんな気がするのかも。
公園内にいくつかの集落(ムラ)がわかれています。
こちらは倉です。
倉つまり食料や物産品の貯蔵庫的なものですね。
北墳丘墓。2100年ほど前の死んだ人を葬ったお墓だそうです。
発掘調査をした際の様子をそのまま残してある貴重な場所です。
昔の人はカメに入れられて埋葬されていたらしいです。
しかし、埋めた人も埋められた人も、2100ねんの時を超えて掘り起こされるなんて思わなかったでしょうね。
我々が今残している建物や墓なども、何千年後かには貴重な歴史資料になったりするのでしょうか。
場所を変えてそのほかの展示物。
王が神の声を聞くという儀式。
稲刈りの時期も神の声で決めていたとか。
実際に聞こえてたのかな?
こうしてみていると平和な時代だったのかも知れませんね。
公園全体の半分も見ていませんが、遺跡エリアだけでも見れたので満足です。
お腹もペッコリなので佐賀のご当地飯を食べに行きます。
佐賀のご当地飯 シシリアンライス
佐賀市まで来ました。
ここには、佐賀の洋食店で見られるご当地飯があるということで食べに来ました。
こちら目的の店。
雑居ビルの地下に店舗があります。
隠れ家ですね。雰囲気あります。
なんということでしょう。
昭和の時代にタイムスリップしたようです(さっきは弥生時代だったけど)
机や椅子も雰囲気が出てとても落ち着きます。
注文したのがこちらの。
シシリアンライスです。スープ、コーヒー付きで700円。
一瞬サラダに見えましたけど。ちゃんとライス入ってます。
中心には甘辛いタレで痛めた牛肉。
周囲には野菜を盛り付けてマヨネーズチューッとかけています。
佐賀市内の洋食屋さんではわりとあちらこちらで見かけることができるらしいです。
地中海に浮かぶシシリア島をイメージしてるという噂です。
混ぜながら野菜をシャキシャキ。お肉の味がアクセントにお米を食べる。
ヘルシーだけどお腹も満足できる食事でした。
二つの神社 二つのパワースポット
この近くに二つの神社があり、それぞれパワースポットを持っているということで行ってきました。
まず最初に来たのは武雄神社です。
駐車場に車を止めてすぐに見えたのが、こちらの夫婦檜
縁結びに効果があるということで、僕もそろそろ。。。と思いながら手を合わせます。
目的はこれではないんですが。
こちらが武雄神社。
白いです。珍しい色。
御朱印をもらいつつ、本来の目的地である、裏側へ進みます。
裏にある鳥居をくぐり、どんどん奥へ。
見えたのがこちらの大楠です。
でかーい!
なんと幹回りの大きさで20mも
中には12畳の空洞があると。
樹齢はなんと推定3000年です。
そんなに生きるんだ。。。
樹、その者から威厳のようなものを感じます。
植物の生命力からパワーをいただいたような気さえしました。
続いてのパワースポットはここから車で30分。
祐徳稲荷神社です。
表参道の手前にある無料駐車場に車を止めました。
大鳥居のサイドには桜の木。
少し時期が遅かったですね。
表参道を歩いていき、神社に到着です。
神社の地図。奥之院が文字通りすごい奥に。
稲荷神社ですからね。お狐様がお出迎えです。
こちらの神社の特徴は鮮やかな赤色をしていること。
しかし、塗りたてのようなイヤらしい色の赤ではなく、
どこか落ち着いていて品のある色に見えます。
御朱印を預けてから参拝してくださいと書いてある札を見つけたので、
先に預けてから参拝しました。
上にもありますので、行きます。
階段をふうふう言いながら登って到着。
さて、参拝は終わりですが。
先ほどの地図にも書いてあった通り、
この祐徳稲荷神社にはさらに上に300mもの長い距離の奥之院へ続く道があります。
そちらがいくつもの鳥居をくぐりつつ、なんとも神秘的な道となっているのです。
奥之院へと続く道です。
頑張って頑張って。
静かな森にたたずむ沢山の鳥居達。
到着しました。
300mですが、ずーっときつめの階段が続いているので、かなり大変だと思います。
道中諦めて戻る方もいました。
降りる時は、奥之院の向かいに鳥居があり、ここから降りる道もあります。
が、かなり足場も悪くなるので自信がない方は今来た道で戻ることをお薦めします。
僕は行きましたが、結構怖かったです。
いい汗をかいてきました、御朱印いただきました。
何故か油とり紙もくれました。
帰り表参道に気になるものがありました。
稲荷羊羹。
糸切りようかんとも言うらしいです。
筒の中に羊羹が入っており、押し出して備え付けの糸で切りながら食べるらしいです。
面白い!買おう。
あと、佐賀の名物の小城ようかん。
普通の昔ようかん(周りが砂糖でコーティングされてるやつ)だと思いますが、好きなんで買います。
車の中で。
うん。美味しい!
身体の外から、中から綺麗になろう
今日のお風呂は、佐賀を代表する、そして「日本三大美肌の湯」に選ばれた嬉野温泉(うれしのおんせん)に行きます。
ちなみに、日本三大美肌の湯のほかに、日本三大美人の湯というのもあり、それぞれ選ばれた温泉は違います。
今回は美肌の湯のようです。
温泉街に着くなり、目的のお風呂に。
温泉街っぽくない建物。
こここそが目的地シーボルトの湯です。
中も洋風っぽい。
しかし、どことなく近代的ではない。ハイカラな感じがします。
温泉は400円。シャンプーもありますよー。
さすが三大美肌の湯に選ばれている温泉です。
ヌルンヌルン系のお湯です。
もうお肌スベスベです。
ここの温泉は休憩室にこんなものが。
近所から出前とれるんですね!
お風呂上りに出前とってくつろぐなんて最高ですね。
でも僕はお店に伺って食べることにしました。
ご飯に行く途中に珍しいもの。
足蒸し湯と言うらしく、足湯ではなく温泉の蒸気で足を温めます。
足湯もあります。
今日はこちらで夕ご飯。
よこ長さんと言うお店。
美味しんぼにも登場したことあるらしいです。
実は出前の中にこのお店会ったんですけどね。
メニューはいろいろありますが、目的は特選湯豆腐定食です。
湯豆腐以外にもいろいろついてて嬉いです。
この湯豆腐を見て下さい。
白く濁っていますが豆乳とかを使ってるわけじゃないですよ。
こちらの嬉野温泉の湯を使った湯豆腐なんです。
このお湯で豆腐を煮ると、湯が白濁し、豆腐がトロッとすることを発見したんだそうです。
スープには味がついているので、タレなどつけずにそのままお召し上がりくださいということです。
食べてみると、とろっとしてて、豆腐の味もしっかりして美味しい!
湯豆腐の出汁にはしっかりめの味が付いていて、確かにタレを付ける必要もないです。
一緒に煮込まれている野菜や海老はタレにつけながら食べます。
お昼ごはんがヘルシーだから、夕ご飯もヘルシーで少し迷ったんですけど、
このお店は来てよかった美味しかった!
26日目レポート
走行距離 172.3キロ
使った金額
食費 2603円
- シシリアンライス 700円
- 羊羹二種類 600円
- 湯豆腐 1080円
- スーパーマーケット 223円
駐車場代 吉野ヶ里 310円
駐車場代 佐賀市 200円
御朱印二つ 600円
お風呂 400円
ガソリン 1950円
合計 6558円
26日目までの走行距離 4910.1キロ
26日目までに使った金額 231941円