エクストレイルDE日本一周

エクストレイルで車中泊しながら日本一周するお話

日本一周36日目 福井 恐竜博物館で太古のロマンを感じる

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水車がグルグール。

三連水車と言われるものが回っています。

心地よい水のバシャバシャと言う音が寝起きを爽快な気分にさせてくれました。

福井県一乗谷あさくら道の駅で朝を迎えました。

昨日買った、滋賀県のご当地パン、サラダパンを食べます。

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サラダパンに入っているのは、刻んだたくあんとマヨネーズを合えたもの。

サラダ要素はどこ?

たくあんの塩気をマヨネーズがマイルドにしてます。

たくあんの食感をコリコリ楽しみながら食べました。

 

ジュラシックな世界

エクストレイルは山道を走りながら、郊外へ。

 

道の端には恐竜の置物が沢山ありました。

ここ福井県は恐竜の化石が発掘されることでも有名で、県立の恐竜博物館があるのです。

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着きました。福井県立恐竜博物館。

世界三大恐竜博物館の一つらしいです。他の二つは知りませんけど。

恐竜博物館の周囲は公園もあり、無料で遊べます。

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恐竜のデザインの遊具が僕の心を童心に帰らせてくれます。

時間はちょうどオープンの9時少し前、さすがに平日のこの時間は誰もいない。

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開館時間と同時に入りました。

「大人一人お願いします!」

「そちらの券売機でチケットを購入してください。」

720円でした。

恐竜博物館と聞けば、きっと子供を中心にしたような展示なのかなと、

大人一人で来るようなとこなのかちょっと不安になりましたけどそんなものは不要でした。

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入ってすぐエスカレーターで地下一階まで降ります。

太古の世界にタイムスリップするような感覚になりました。

それを狙っているのか、粋な演出だ!

地下には簡単な展示だけがあり、そこを上がると。

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出たぜ恐竜!

しかもこの子動いてます。

これは少年少女、大人も喜ぶこと間違いない。

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こんな時間に来る人なんて僕くらいだろ、と思っていたら、そのあと来る来る人が来る。

子供は数えられるくらいしか来ないです。

そりゃそうだ、平日だもん。

一人で来てる女性なんかもいました。

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これだけ立派な展示だもん、子供だけじゃなく大人も十分、もしかしたら大人のほうが楽しめるかも。

展示物一つ一つゆっくり見ると3時間くらい必要かもしれませんね。

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まじか!あんなに人が来てる。

団体様です。

 

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展示物は複製が中心ですが実物も勿論あります。

 

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ティラノサウルスの骨に触れるよ!(本物)

6500万年の時を超えて触れることができるんですね。感動。

 

発掘作業は今もなお続いていて、展示物は少しづつ増えていたり、時には特別展示なんかも行うようです。

一回来るだけじゃもったいないですね。

じつは年間パスポートもあります。

2060円です。県立はお安いねえ。

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館内にあるレストラン。凝ってていいね!

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お土産も勿論あります。

展示物を見て高ぶってるので思わず買いたくなります。

 

大人が童心に帰れる、そんな場所でした。

僕が福井県民なら、年間パスを買って月一で来たいですね!

 

福井県のご当地飯 ボルガライス

恐竜博物館を満喫してお昼ごはんの時間。

食べに行くよご飯を。

福井県鯖江市を中心に食べられているご当地飯があるということ。

しかし、鯖江市はもう通り過ぎて福井市に来てしまったんですよ。

福井市にないかなと調べてありました、こちらのお店。

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いぺってさんです!

てっぺいさんです!

そして、そのご当地飯とはボルガライスと言うもの。

オムライスにカツを乗っけて、デミグラスソースをデューンとかけたものらしいです。

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メニュー沢山あります。

ボルガライスでこんなに種類あるのはこの店くらいでしょうか。

勿論普通の定食もあります。

注文したのはビーフカツボルガライス。1200円。

通は豚だと思いますが、こちらのお店は牛が名物らしいのです。

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めっちゃガッツリな感じ!

テンション上がるぜ!

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オムライスは当然美味しいです。

濃厚なデミグラスソースに負けないしっかり目のケチャップライス。

食べ合わせバツグン。

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ビーフカツもミディアムレアで美味しい、デミグラスソースにこれも合いますね!

お腹も心も満足がっつり飯美味しかったです。


現存天守12城 最古のお城

この旅でも何度か登場している、現存天守と言う言葉。

かつて日本には小さな砦も含め2万5000以上のお城があったということです。

ちょい、それ大杉やしないですか。

城と言われ想像される天守閣と言うものは、昨日行った安土城に作られた織田信長の城が最初と言われています。


しかし、明治時代になると廃城令が発布され多くの城は壊されてしまいます。

理由は城は軍事要塞と言う機能を持つもので、文明開化を推進するこの時代にはそぐわない。

また維持費もかかり、古いものに文化的価値がそこまであるとは考えられなかったため。

まあ、確かに2万5000もいらないわ。

しかし、一部は保存運動が行われ、20天守ほどが残る運びとなりました。

その後、戦争や震災で倒壊し、江戸時代から残っている天守閣は12城となっています。

 

現在日本にあるお城は約200城ですが、この現存天守を除くものはすべて復元されたものです。

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駐車場に到着。

ここにある丸岡城現存天守の中でもっとも古いと言われているお城です。

ただし犬山城と言う説もあり。

丸岡城天守閣が建造された年は不明となっており、その建築様式から最古ではないかと言われています。

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今までの天守閣とは異なり、確かに最古と言う響きが合う風貌です。

登って行く途中でチケットを買います。

買わなくてもここまでは来れます。

チケット代450円で城以外にも歴史資料館と、日本一短い手紙の館に入れます。これについては後で書きます。

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丸岡城は1948年の福井大震災で一度倒壊しましが、重要文化財に指定され、元の古材を使用して再度立て直されています。

天守閣自体は大して大きくないです。

だって最古だもん。

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しかし味が出てます。

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最上階と風景。

 

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天守閣を出た後に。

 

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歴史資料館。

武器や鎧、書などが置いてありました。

そのあと行ったのは、

 

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こちら、世界一短い手紙の館。

世界一短い手紙と言うのは、

徳川氏の家臣であった本田重次が戦中に妻にあてた手紙

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

重次は人一倍厳しい人間だと思われていたが、妻子を気遣う優しさが出ているということ。

から来ているということです。

正直な話、もっと短い手紙はあると思うけど。。。


お仙と言うのは仙千代のことで、丸岡藩初代藩主の本多成重の幼名であったことから、

ここに館を作りました。

 

館の中には沢山の手紙を読むことができます。

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内部にあった「ふみの滝」には、心を震わせるような言葉の数々が流れ出てくるといった演出をしています。

10分以上、その文章の滝に見入ってしまいました。

 

火曜サスペンスな感じ

サスペンスでお馴染みのシーンで、

刑事が犯人を追い詰めるシーン。

そんな撮影を数々行ってきた場所があります。

その迫力を味わいに行ってきました。

 

駐車場は500円なんですけど、

料金払う場所ありませんでした。みんな停めてました。

係の人がいないのかな?後で払うのかな?とか考えましたけど、帰りも結局いなかった。

遅い時間に来たから良いのかな?

 

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蟹とかを売ってる店が多いですね。

でも、駐車場どころかお店も開いてません。

ただ、シャッター街と言うわけではなく、営業していないだけですね。

平日の5時はもう店じまいみたいです。

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抜けた先に出てきました、東尋坊

パット見たとき、あれ?こんなもんなのか。。。

と一瞬思ってしまいましたが。

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降りて行って撮影してみるとやっぱり迫力ありますね!

落ちて亡くならないようにしないと。

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頭の中で火曜サスペンスのテーマ曲が鳴り響きます。

船越英一郎はここに何回来たんでしょうね。


温泉のあとに飲み屋横町へ

一日の締めとなるお風呂。

今回は東尋坊から近くに温泉郷があるということで、そこへ!

しかも飲み屋横町があるということで、温泉上がりに飲んでそのまま車中泊しちゃうぞ!

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あわら湯のまち駅という、駅の裏の市営駐車場に泊めました。

近くに公園があるので、トイレの時も困らない。

しかもこの駐車場、6時間100円、そのあと24時間毎に100円と言うメタメタな安さ。

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駅前へ。

温泉街と言うだけあって沢山あるんですね。

旅館の温泉は立ち寄り湯で800円から1000円くらい、

ただし、でも旅館客が優先なので、開放してないときもあったりするみたいです。

 

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街中は温泉街の雰囲気出てていい感じです。

僕が行ったのは、

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こちらのセントピアあらわ。

旅館じゃないんですけど、安いので。

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500円

とはいえ温泉の街ですからお湯は勿論いいです。

ゆったりのんびりつかりました。


では身体もすっきりしたので飲み屋横町へ。

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湯けむり横丁、高ぶります。

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最初は焼き鳥屋さんで一杯だけ。

焼き鳥は全部3本300円でと決まってるみたい。

でもこのネギマの鶏肉、柔らかくて絶妙な焼き加減だった!

 

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次に来たのはおでん屋さん。

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この店ではハイボールを!

おでんも美味しいです!

 

この厚揚げは福井では有名らしく、僕の知ってるぎっしりした厚揚げではなく、ふかふかで汁をよく吸います。

ジューシーで美味しい!

 

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牡蠣は2個で200円!

牡蠣のおでん初めて。美味い!

結局この店に3時間くらいいました。

ハイボール5杯くらい飲んだ!しかもこの店濃いの。

店員さんとお客さんとかなり話し込みました。


次から次へ来るお客さん。いろんな人と出会いました。

親子で飲みに来た人。今度お寿司屋さんを開業するという青年。

 

僕と同じように車中泊で旅をしている人とも会いました。

この人は福井の人ですけど、既に年金生活で、旅に行ってはその土地で何か月も絵を描いて過ごすらしいです。


いろんな人生あるんだなあと。僕のこともたくさん話してしまいました。

 

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すっごい楽しい夜でした。また来たい。


京都の時みたいにそのまま寝ないように、

車に戻って一気に寝る準備して就寝!

36日目レポート

走行距離 121.4キロ

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食費 7040円

恐竜博物館 720円

丸岡城など 450円

お風呂 500円

合計 8710円

36日目までの走行距離 6580.4キロ

36日目までにつかった金額 308757円