エクストレイルDE日本一周

エクストレイルで車中泊しながら日本一周するお話

日本一周45日目 群馬 草津温泉で湯もみ体験 榛名神社から富岡製糸場

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道の駅中山盆地

雨降ってるねー。

午後から雨はやむらしいですが。

天気を考慮しながらどこに行こうか考えて。

まずはここ。


草津良いとこ一度はおいで

雨だけど。

群馬って温泉沢山あるんですよ。

万座温泉伊香保温泉、四万十温泉。

どこも良いところなんですけど、

今回は日本三名泉に数えられる草津へ。

 

温泉街の坂の上の駐車場30分100円のところに停めました。

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5分ほど歩いてきて到着。

湯畑の壮大な景色です。

温泉は毎分4040リットル湧き出しているらしいです。

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湧き出しているのは熱湯ですので、ここにある湯の通り道を流す工程で空気に触れさせ冷まし、各温泉や宿泊施設に供給しているとのこと。

湯の花の匂いがすごいですね。

温泉は後にして、まずは観光を。

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熱乃湯。

ここは入る温泉じゃないです。

草津でお馴染みの湯もみを見学することができます。

料金600円。

平日の朝一番ですから空いてますね。

 

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ちょいな~ちょいな~

湯もみを見るだけではなく、

草津と湯もみのことを教えてくれます。

湯もみは温度を下げるためにしているんですが、

水で埋めて冷やすと、温泉の濃度、効能が下がってしまうので揉んで温度を下げるらしいです。

と言っても下がる温度は48度くらいだそうで、

え、48度ってそれも相当熱いんじゃ。

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湯もみ体験もできます。

おじいちゃんが張り切ってバシャバシャやってます。

僕ももちろん参加。

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記念品くれました。

絵葉書の絵は片岡鶴太郎さんの絵らしいです。

 


湯もみショーが終わって出ると。

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おー!雨やんでる!

観光客も増えてきました。

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原泉に投げ込まれたお金。

色が完全に変わってる。

 

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寺があったのでお参りしました。

光泉寺と言う名前で、1200年頃からと言うことです。

と言うことは草津温泉もそのころから?

ヤマトタケルが開湯したという伝説もあれば、

源頼朝が狩りをしていたところ偶然見つけたという言い伝えもあります。

源頼朝は1147-1199年なので、光泉寺の時期がなんとなく重なります。

しかし、源頼朝が見つけたというの文献は存在しておらず、後世の人が考えた逸話ではないかともいわれています。

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遅咲如来と言うものがありました。

まだ一花咲かせてない人、これから一花咲かせたい人がお参りするとか。

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鐘、一打百円。

ストレス発散にどうぞ。

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さて、フラフラしたし、そろそろ風呂風呂

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寺から一番近くにあったこちらのお風呂。

白旗の湯です。

草津温泉共同浴場は、なんとお金不要です。

しかも野沢温泉のように賽銭箱すらないです。

10を超える共同浴場

今回は一つしか行きませんでしたが、

草津に宿泊すればいろんなところに行って楽しめますね。

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白旗の湯。

開けた瞬間温泉見えた。

この奥はいろいろイケナイものが写るので撮影できません。


温度はやっぱり熱いですねー。

二つ風呂があったんですけど、どっちも熱い!

少しはマシだと思うほうにはいりました。

本当に湯の花の良い香り。

肌もすべすべしたような気がします。

でも熱すぎて長湯できないですね。

 

これでこの旅で日本三名泉制覇しました。

兵庫の有馬温泉、岐阜の下呂温泉、そして群馬の草津温泉(行った順)

そのお風呂も特徴的な温泉でした。

 

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温泉まんじゅうください!

ちちやさんというこのお店、結構あったけど有名店?

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そうそう、蒸かしたばっかりの熱々をね。

1個120円。

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美味しい!餡子たっぷり、しかも二色入り。

温泉で蒸かしたふかふかです。


群馬県郷土料理?おっきりこみ

次に向かうのは榛名山(はるなさん)です。

しかし、いい時間なのでお腹もすいた、

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こちらにお邪魔します。

浅間酒造観光センター

いや、飲みませんよ。

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名前の通り、お酒がいっぱい。

買う予定はないんですけど。

こちらの浅間酒造センターは、

観光バスもいっぱい来る場所です。

お酒以外のお土産もたくさんある、道の駅に近い感じです。

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お隣のさくら亭さんでお昼ごはん。

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ぐんまの郷土料理をたくさん置いています。

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おっきりこみ。

お鍋に野菜をたくさん、

麺は幅広のものを切っては入れて切っては入れて。

だからおっきりこみ。

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麺がモチモチ、野菜もたくさん美味しいです。


おっきりこみは群馬と、埼玉県北部の郷土料理らしいです。

山梨のほうとうにも似てます。おっきりこみは上州ほうとうともいうらしいです。


あと、このお店の豆腐すごい美味しかったです。

お店で作ってる自家製らしいです!

 

創建1400年 榛名神社

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峠道を登ってきました。

こちらの湖は榛名湖と言います。

榛名山の山頂にできたカルデラにできた湖。

カルデラが形成されたのは5万年前らしいです。

標高は1000mを超えていますので、冬などは凍ったりして、ワカサギ釣りが楽しめます。

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角度を変えて。

綺麗な形の山は榛名富士と呼ばれている山です。

朝の湖面がまだ波立ってないときに見ると、見事に逆さ榛名富士が見ることができます。

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湖の周りにはボート屋や、飲食店、お土産屋なんかがあります。

のどかで好きです。

 


そして、この榛名山の中腹にある、榛名神社と言うところに行きます。

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表参道。

いろんなお店があります。

榛名神社の駐車場は、こちらの表参道にあるどのお店に停めていいのです。

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みんなが協力し合ってる感じすごくいいですよね。

しかし、情が出てつい買い物してあげたくなるのが人間です。

 

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随神門

 

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山深い神社です。

ところどころに立像が。

 

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布袋さん

お腹触られ過ぎて色落ちてる。

榛名神社の境内には七福神がいたるところにいます。

探してみてね。

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三重塔。

金の狛犬

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参道は岩壁沿いに建てられています。

あの岩、落ちてこないよな。。。とか思いながら歩いていきます。

落石注意と言う看板もあったりするのでそれなりに危険なのかもしれません。

 

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矢立杉と御幸殿

この矢立杉は400年前に武田信玄が矢を立て戦勝祈願した者らしいです。

樹齢は1000年と言うことで、国の天然記念物に指定されています。

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後半は階段が続きます。

周囲の岩々が圧巻です。

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本堂に到着。

創建1400年。

今の本殿および繋がる建物は1800年頃再建されたものらしいです。

色遣いが今までの神社と違いますね。

赤と黒を使っててなんだかかっこいい。

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本堂は後ろにある岩とつながっています。

岩には洞窟があり、中に御祭神が祀られているらしいです。

御祭神はホムズビノカミ(火産霊神)とハニヤマヒメノカミ(埴山毘売神)

それぞれ、名前からわかるとおり火の神と土の神です。

カグツチハニヤスと言う名前もあり、そちらのほうが一般的です。

 

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木彫りがすごいです。

あの巻き付いている龍とか。

本堂の下まで彫刻があります。

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本堂の向かい側にあるのは、拝殿。

それをつないでいる幣殿は補修作業中の様で拝見できず。


参道で焼きまんじゅう食べます。

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200円でした、結構デカい。

焼きまんじゅうも群馬の名物です。

まんじゅうと言っても、中には餡子などは入ってません。

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食べにくいので、外して箸で食べます。

カフカのパンのようなまんじゅうに甘辛い醤油タレをつけて焼いて作られています。

焦げ目が良い感じですね。美味しい。


ユネスコ世界遺産登録!富岡製糸場

富岡市にやってきて、駅の近くの無料駐車場に。

 

富岡製糸場から結構離れています。徒歩15分くらい。

もっと近くにもあるんですけど、有料なんですよね。

富岡製糸場ー駅ー無料駐車場を走る、100円?のバスも走ってるので、それに乗っても良いですが。

少し動きたかったので歩いていきます。

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富岡駅

観光のパンフも置いてあり、いただきました。

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富岡製糸場の入り口の前、

おぎのやがありますね。

おぎのやは峠の釜めしで有名です。

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レッツゴー富岡製糸場、入場料1000円。

最も目立つのは、敷地内には横幅約12m、縦幅100mを超える建物が3棟。

レンガ造りの瓦屋根が特徴的な和洋折衷です。

繭置場と製糸場になっています。


富岡製糸場が建てられたのは、1871-1872年。

貿易産業の要として、品質良い生糸を大量生産するための国家プロジェクトとして建設されたものです。

フランスより技術者を招き入れ、建築に使用したレンガの焼き方から、製糸技術や機械に至るまで指導したそうです。

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大きなレンガ造りの建物にはもちろん入れます。

中では歴史や建築、使った機械や製糸方法、工女の生活など、富岡製糸場に関する様々な資料が見れます。

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富岡製糸場には1893年に民間に払い下げられます。

三井時代ー原時代ー片倉時代

とオーナーが変わっていくのですが、

片倉時代と言う言葉を聞いて、ン?とおもいました。


この旅で長野編1日目にお風呂に入りに行った千人風呂の片倉館。

この片倉館は地元の人のための福祉施設として、当時の製糸業者である片倉家が建てたものなのですが、

片倉館のある所は諏訪市と言うところで、この場所や周囲は時計の工場があるほど精密機械産業に秀でた場所でした。

富岡製糸場で導入した機械は諏訪式操糸機(すわしきそうしき)とも呼ばれていて。


あー、旅の中で出会った場所が線で繋がりました。

こういう時嬉しいです。

3棟の大きな建物のうち、1棟は現在保存修理作業をしています。

後世に残すためですね。

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なんと、その保存修理現場を見ることができました。

ヘルメットを被って見に行きます。200円必要。

現場は撮影禁止です。

ちょうど瓦を外しているところで、貴重なものが見れました。

富岡製糸場は機械や、近代文明、建築物などが好きな人にはたまらない場所ですね。

 

 

富岡製糸場には沢山の工女が働いていましたが、当初は募集しても人が集まらなかったそうです。

それは、招き入れたフランス人が女性の生き血を飲むという噂が流れたため。

フランス人が飲むワインを当時の人はそんな目で見ていたのでしょうね。

 

ぺらぺらのうどんください

群馬最後の食事です。

食べたかったのはひもかわうどん

昼はほうとう、夜はうどん。

ちょっと似てる。


ひもかわうどん桐生市にある郷土料理で、ペラペラのうどんなんです。

でも、桐生市は、明日行く観光地とは方向が違うので、近くにないかなーと探す。

高崎市にありました。

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めんいちと言う名前のうどん屋さん。

店内にはかなり職人気質な方がいました。

 

似てます。

 

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ひもかわうどんは4種類。

ひもかわうどん!肉汁で!

 

 

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ペラペラなの来ました。

ペラペラでツルツルでモチモチで不思議な食感。

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豚バラ肉と一緒に、ツユは肉のうまみが、まさしく肉汁!

美味しくいただきました!

 

 

 

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ガソリンを入れた後、スーパー銭湯的なところへ。

かんなの湯。


午前中温泉行ったじゃんと思われますが、

共同浴場洗い場無いので。

頭洗いたいので。

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780円、少し高いかなと思ったけど、

沢山のお風呂があり、炭酸泉でシュワシュワしながら疲れをとることができました。

45日目レポート

走行距離 206.5キロ

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使った金額

食費 2579円

湯もみショー 600円

草津駐車場 400円

御朱印 300円

富岡製糸場 1000円

保存修理現場見学 200円

ガソリン代 5422円

お風呂 780円

合計 11281円

 

45日目までの走行距離 8148.5キロ 

45日目までに使った金額 377983円