エクストレイルDE日本一周

エクストレイルで車中泊しながら日本一周するお話

日本一周49日目 福島 野口英世の生家 新潟 彌彦神社参拝

道の駅は会津にいます。

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ゴールデンウィークの影響でしょう。

まだ朝6時なのにこの車、

ほぼと言うか全部車中泊ですよ。

車で寝て旅をするなんてもう珍しい話じゃないんですよ。

僕が言うのもなんですけど。

 

野口英世の育った地

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ぶんぶん運転して、猪苗代湖(いなわしろこ)に到着しました。

標高514mと言う高所にあり、湖面積は日本第4位だそうです。

磐梯山がナイスひょっこりしてます。

標高1816年ですが、1888年に噴火をしている活火山です。

南に猪苗代湖、北に磐梯山

そんな自然あふれる地で育った日本の偉人、それが野口英世です。

 

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到着、野口英世記念館。入場料600円。

野口英世と言えば、1000円札の人ですね。

2004年から発行されている1000円札は野口英世、その前までは夏目漱石でしたね。

 

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野口英世ってなにした人ー?

僕が理解できるレベルで簡単に言うと、ウイルスによる感染症などの研究で世界的な功績をあげた人です。

記念館の敷地内に野口英世の生家が残っています。

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1876年に生まれ、幼少期をここで過ごしましたが、

1歳半の時に囲炉裏に落ち左手を大やけど、指は焼けただれ五指はくっ付いてしまいました。

 

左手が使えない不自由な幼少期を過ごすことになってしまった野口英世ですが、

高等小学校の時、教師と同級生が手術費用を募金で集めてくれ、

その手術により左手を開けるようになったということです。

この時の手術に感激し、医学の道を志すことになりました。

この話を聞いたとき、思わず僕も自分の手を広げてしまいました。

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この囲炉裏は野口英世の原点となった場所なんですね。

 

24歳に研究のために渡米。

51歳で南アフリカ感染症の研究に行きますが、その自身もその感染の被害を受け生涯を閉じることになりました。

この間、日本に帰ったのはただ一回だったとのことです。

 

記念館の中には、

野口英世の生きた道がわかりやす資料となっているほか、

野口英世の直筆の書、小学校時代の成績書(優秀)、

さらには野口英世ロボもいます。

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めちゃめちゃリアルに動きますよ。

しかも結構フレンドリーな話し方をしてきます。


野口英世がどれだけ努力家で、まじめで、一方では人間味にあふれていた人だということがよくわかる記念館でした。

みんなに是非行ってほしい場所です、ここは。


野口英世記念館の周りには

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記念館の向かいに気になるものがありました。

地ビール館!

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ここで地ビールを作っているようですが、中はレストランみたいになっていました。

残念ながら車だから飲めないんだなー。

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他にもいろんな○○館があります。

博物館みたいなところではなく、お土産屋さんです。

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そしてここラーメン館。

そういえば、福島と言えば喜多方ラーメンか。

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ラーメンに関するお土産沢山。

 

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ラーメン食べ放題はさすがに無理っす。

 

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自分でよそって食べるタイプの試食。

チャーシューご飯マジ美味。


そんなもん見てたからラーメン食べたくなりました。

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隣のお土産屋さん、ドライブイン湖柳さんで喜多方ラーメン注文。

 

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シンプルイズベスト。

美しいラーメンですね。

 

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麺は多加水麺です。

お手本のような喜多方ラーメン

ツルツルでモチモチです。

お土産屋さんの食事コーナーのラーメンなんで、

そこまで期待していなかったのですが、安い(700円)し美味しいラーメンでした。

店員さんも気を使ってくれるとてもいい店でした。

こちらの湖柳さんでは、野口英世記念館の割引券があります。

知らないで定価で拝観してきちゃったよ。

まあいいか。


日本一の巨木は新潟県にあった

猪苗代湖から新潟に向かいます。

今度は日本海側に出て、そこから北上して行く予定です。

新潟県に入ってしばらく走ると、モニュメントとそこに書いてある字が見えました。

日本一の巨木??

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引き返してきました。

これが気になったモニュメント。

それは見るしかない。

車を駐車場に置いて登って行きました。

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あれか?

 

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でかいぜー!

幹が何本にも分かれているけど、それでもデカい。

樹齢は何と1400年だそうです。

幹回り19m越えです。

佐賀編で行った武雄神社には大楠があったけど、あの幹の太さは幹周20mと書かれていました。

測定方法がいろいろ違うのかわからないですが、それは置いておきましょう。

木の種類も違うし。

 

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人との比較の写真はこちらでしてもらえれば、

二人いるうちの奥(右側)にいる人が僕から幹までと同じくらいのところにいます。

つまり、それだけでかいです。

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真ん中の一本だけ損傷してしまってるのが惜しいです。

 

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近くにあった歴史ありげな薬師堂。

思わぬところで良い物に巡り合いました。

木からパワーをもらって、さらに新潟に向かって走ります。

 

越後一宮おやひこさま

目的地まであと少しです。

途中、巨木を見たいもしましたが、猪苗代湖から4時間も運転しています。

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ん?

めちゃでかい鳥居!

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おおお、なんとデカいんだ。

鳥居の高さは30.16mです。

和歌山編で行った熊野本宮にある黒鳥居(33.9m)の次に大きいらしいです。

あれもデカかったけど、これは車で潜れますから。

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鳥居の下で信号待ちワーイ。

向こうに見えているのは、彌彦山(弥彦山:やひこやま、いやひこやま)です。

今から行く彌彦神社(弥彦神社:やひこじんじゃ、いやひこじんじゃ)はその彌彦山を神体山として祀っている神社です。

 

駐車場に到着しました。

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さっきの鳥居のインパクトあり過ぎたんですけど、この鳥居も立派ですよ。

だってほら、浮いてるし。

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浮いてる!

腐りにくくするための工夫だそうです。

 

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雰囲気のいい神社ですね。

随神門をくぐったら拝殿があります。

 

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うおっ

さすがゴールデンウィーク

神様も忙しいなこれは。

神体山が後方にそびえて絵になりますね。。


御祭神はアメノカゴヤマノミコト(天香山命)

アマテラスオオミカミ(天照大神)のひ孫にあたるそうです。

越後の地に海水から塩を作る方法(製塩)、網や釣り竿を使い漁をする方法(漁業)などを伝えたという神様です。

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途切れない行列。

御朱印も少し待ちましたがいただきました。

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彌という字がかっこいいです。

 

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随神門の入り口の横には摂社があります。

6代の御子孫神が祀られているということです。


参拝の後、小腹を満たしたいと思いました。

イカメンチと言うものが有名らしいんですよ。

弥彦の新名物と言うことですが、表参道のお店に全然ないんですよね。

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こんな裏通りにあるのかい。

と思ったらありました。

よろずや狩谷と書かれています、

よろずやと書いてある通り、中はご近所さんが、野菜や飲み物、雑貨などを買いに来るような店でした。

え?ここ?

と思いつつ、ちゃんと総菜コーナーもありました。

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イカメンチ!

イカのメンチと一緒に枝豆も入っています。

揚げたてでサクサクで美味しいです。

 

 

弥彦神社の境内にはニワトリと鹿が飼われていました。

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ニワトリは凄いいろんな種類がいます。

お気に入りはチャボです。

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今晩はこの近くで就寝、

ご飯もお風呂も近くで済ませます。

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夕食はこちらの木の実さんと言うところでいただきます。

まだ5時。ご当地グルメではありませんが、近所の人が良く来る定食屋さんみたいです。

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味のあるメニュー表。

ここは木の実定食で。

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見た目がグッドデザイン賞です。

ハンバーグ、すごい柔らかくてジューシーで美味しい。

キスの揚げ物も2枚入ってて、サクサクで美味しいです。

5時開店?に入って、そのあとすぐにお客さんがどんどん入ってきてました。

人気店ですね!

大体の人がハンバーグ定食を頼んでいるようです。

確かに美味しカタヨ、このお店のハンバーグ。

 

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今日寝る予定の道の駅にくっついてある温泉、てまりの湯です。

昼は500円なんですが、5時以降は300円になります。

タオルついてくるという至れり尽くせり。

ゴールデンウィークだから混んでましたけど、お風呂もたくさんあってあまり気にならなかったです。


明日の朝は、海の幸を食べに行きます!

49日目レポート

走行距離 190.5キロ

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使った金額 

食費 2000円

野口英世記念館 600円

御朱印 300円

お風呂 300円

合計 3200円

 

49日目までの走行距離 8738.1キロ

49日目までに使った金額 399502円