日本一周52日目 秋田 田沢湖の神秘 なまはげを学ぶ
こめこめプラザ。
お米を特に扱う道の駅の様で。
昨日買ったバター餅を食べます。
フニャフニャのお餅。
本当にバターの味するんだ。
不思議なんだけど、でも美味しい。
今日の旅のお供に食べながら運転。
永遠の美貌を望んだ少女の伝説
エクストレイルと今日最初に来たのは田沢湖。
なんと、最大の水深が423.4mもあり、日本一の深さの湖なのです。
世界でも17番目の深さ。
田沢湖の標高が249mなので、湖の一番深いところは海の表面よりも深いところにあるんですね。
田沢湖ができた説は約180万年前の噴火によるカルデラの説が有力みたいです。
深いだけじゃないです。
すごく綺麗なんです。
湖岸には辰子像(たつ子像)と言う金色の像があります。
辰子はその昔、それはそれは美しい少女だったのですが、
永遠の美しさを望み観音様へ執拗に願いをした結果、水龍と化し。
田沢湖に身を沈め湖の主となった、と言う伝承のある少女です。
さらに、龍となってしまった辰子を追い、身を投げた母が湖でクニマスとなったという話です。
この話の詳しい話は、ウィキペディアで田沢湖について調べると伝承に書かれています。
田沢湖の北側に来ました。
湖沿いにある鳥居は何とも神秘的ですね。
こちらには御座石神社があります。
小さな神社ですが、湖畔沿いにもあり癒されスポットです。
たつ辰子の像もありますよ。
御座石神社の裏の山に願い橋と言うものがあるらしいです。
鏡石沢と言う沢にかかる橋。
なんだ!ラクガキだらけじゃないか!
と思いましたが、
願い事を書いて、この橋を渡り、奥にある鏡石に念じると願いが叶うという市の観光協会の立札が!
ペンなんて持ってきてないっす。
そんな、世間の欲にまみれた橋を渡って奥の鏡石へ。
展望台から見える鏡石。
ちょっと遠いな。
森の中から湖に戻り、
秋田の海辺に行きます。
ババヘラと稲庭うどん
道の駅あきた港にやってきました。
あきた港の隣にある道の駅です。
港っていうくらいだから海鮮を食べに来た。
と言うことじゃないんですね。
単に休憩で寄ったんですが、
そこに見えますガラス張りの建物、
なんと地表から高さ100mのところに展望台があるのですが、
無料でエレベーターで登ることができます。
そんなわけでレッツゴー
ガラス張りですからね。
外を見てるとメチャメチャ怖いです。
展望台からの景色。
港が良く見えますね。
道の駅でお昼にしようと思ったんですが、
流石に港ですね。
美味しそうな海鮮があります
でも、今食べたいのは、秋田の郷土料理なんですよ。
稲庭うどんとか、きりたんぽとか無いですね。
食事はここでは我慢します。
その代わりいいもの見つけました。
ババヘラ!
秋田のお馴染みのおやつです。
コーンにヘラで花のように盛り付けをしてくれます。
うーんキレイ。200円
味はなんだかとっても懐かしい味。
勝手にバナナとイチゴ味だと思ってけど、関係ないですね、
アイスクリンみたいな味がします。
少しエクストレイルで走って、また道の駅。道の駅てんのう。
この辺食事できる店が全然ないので道の駅でご飯にすることに。
そば屋八兵衛さん。
そば屋と言ってもうどんありますよね。
どうやらうどんは稲庭うどんみたいですよ。
秋田のうどんですね。
細めのうどん、ツルツルで柔らかい食感です。
蕎麦の様に食べやすいのですが、そうめんに近い柔らかさもあります。
そして気になるものがあったので頼みました。
みそタンポです。
ご存知のきりたんぽに味噌を塗った物みたいです。
鍋に入れる以外の食い方あったのか。
甘じょっぱいたれで美味しいですね。
オヤツなんかにもいいと思いますよ。
道の駅てんのうにはこんなものが。
ヤマタノオロチを退治したときのシーンですかね。
なぜこの地にこんなものが。
スサノオの村と言うものもありました。
茅葺き屋根の家なんかが見れて面白いと思うんですけど、
無料の施設なのに誰もお客さんがいませんでした。
なまはげ行事を体験
お。
でかい二体のあの像はなまはげですね。
秋田と言えばなまはげです。
男鹿半島(おがはんとう)にきました。
男鹿半島の中には真山神社(しんざんじんじゃ)というものがあります。
到着ー
別名、なまはげ神社です。
この神社は毎年2月の第2金土日に、なまはげ柴灯祭り(せどまつり)が行われます。
みちのく五大祭りの一つとされています。
神社の境内に焚きあげられた焔の周りで、神事や、なまはげの踊りを見ることができるというものです。
仁王門に出刃包丁。
さすがなまはげ神社。
神社自体はなまはげしてないです。
お祀りしてる神様はニニギとタケミカズチです。
なまはげを祀っているわけではないのか。
この広場がなまはげ祭りの会場かな?
真ん中だけ火を焚いているからか剥げてます。
船が置いてあります。
なんと、この船、一本の木をくりぬいて作っていてツナギが一切ないんです!
男鹿半島は岩場が多く、岩にぶつかったりするとツナギの多い船は壊れてしまう。
ということで、このような作り方をしているらしいです。
樹齢にすると〇百年は行ってそうな大きさです。
大変貴重なものだと思いきや、
巫女さんが、乗ったりしても良いと言ってました。
子供が大喜びで乗って親が撮影してました。
なまはげのお面がありました。
これも撮影可能です。
神社をバックになまはげに扮装してみてはいかがでしょうか。
真山神社のとなりにはなまはげ館と言われる、なまはげの歴史などを知ることができる建物があります。
入館料は864円。
これから伝承館でなまはげの行事がありますのでご覧になってくださいと言われました。
男鹿真山伝承館は古い民家を再現したつくりの建物です。
この古い民家の中で、大晦日のなまはげの行事を体験できるのです!
緊張しながらなまはげが来るのを待ちます。
みなさん。今日ここだけは大晦日です。
お客さんは20人くらい、お子さんは5人くらいいました。
家をたたく音とともに大きなうなり声が聞こえてきました。
ガラガラ!バン!
なまはげ入場。
「悪い子はいねえが~!」
と言いながらお客さんたちの周りを練り歩きます。
走って逃げまわる子供、お母さんに泣きつく子供、強がる子供
伝承館の中はパニック状態です。
なまはげが大きな音や声を出すのは、その家についている厄を払い落とす効果があるということ。
なまはげや伝承館の主人がなまはげの文化について教えてくれます。
最後にまたお客さんたちの間を練り歩くなまはげ。
「おい!学校マジメに行ってるか!お母さんのゆうことはちゃんと聞け!」
大騒ぎの子供たちを笑っていたら、
ガシッ!
「よう!兄ちゃん!仕事はマジメにやってっか!?」
え?俺にも来るんすか?
「は、はい。。」
今無職。
最後にはなまはげと握手!
なまはげの体から落ちた藁には魔を祓う効果があるらしいです。
一本いただきました。
そのあとはなまはげ館へ。
再度なまはげの歴史や文化を学びました。
各家のなまはげが来た時の様子などをテレビで流していて、見てて面白かったです。
子供が怖がる様子を見て笑うなんて、大人って嫌よね。
能代温泉と言う場所。
ここのお湯はトロミがあっていい感じでした。
お肌スベスベ~
休憩所でニュースを見てまったり。
近くのスーパーで買い物。
このバナナボートは秋田で売ってるお菓子と言うことで、
でもこれ丸ごとバナナによく似ておる。
買っておこう。
きりたんぽ。
きりたんぽ鍋食べたかったな。
ババヘラアイス売ってる。
ヘラとコーンがあれば家でも作れるね。
今日の夕ご飯はこんな感じ。
海辺の道の駅でお休み!
52日目レポート
走行距離 299.3キロ
使った金額
食費 2277円
御朱印 600円
なまはげ館 864円
お風呂 440円
52日目までの走行距離 9526.9キロ
52日目までに使った金額 425903円