日本一周53日目 青森 太宰治の故郷 桜祭りの弘前城
どうやらこの道の駅はイカ焼きが有名らしい。
ふかうらと言う道の駅にいます。
港とくっ付いているみたいで、
しかし雨が強い。
昨晩買ったバナナボートは甘すぎない丸ごとバナナと言った感じでした。
食べやすくて美味しい、
太宰治の生家
のどかな田んぼ道を走ること。
集落にたどり着きました。
五所川原市にある、ひと際目を引く大きな建物。
これが太宰治の生家です。
日本の小説家で、彼の代表作は、
この建物は太宰治の生家であり、現在は斜陽館と言う名前で太宰治記念館の役割をしています。
しかし、この塀と言い立派過ぎる。
太宰治は超名家出身のおぼっちゃまなんです。
斜陽館の入場料は500円でした。
高すぎる天井、広すぎる敷地、豪華な居間。
太宰治を知らない人でも、この家を見に来る価値は十分にあると思います。
僕は高校生の頃に、一時だけ小説にはまって斜陽も人間失格も読みました。
が、もう忘れてしまいましたね。
せっかくここに来るので、あらすじだけでも読み返しましたけど。
部屋の各所には説明書きがあるのですが、
太宰治が小説を書く上で影響を受けたであろう物も残っています。
太宰治死後この家は売却され、太宰治記念館を併せ持った旅館となりました。
斜陽館と言う名前はそのころから。
沢山の太宰治ファンが訪れたということですが、
現在は旅館としての経営はしておらず、記念館として機能しています。
しかし、これだけ立派な建物、旅館には最適な空間ですね。
太宰治の、遺品、直筆の手紙などが置かれている大変貴重な部屋もありますが、そちらは写真撮影NGですよ。
太宰治の作品には、人間は強い生き物ではないと言うこと。
弱さの中にある負の感情からくる美しさのようなものを感じられます。
のっけてのっけてのっけ丼!
漁港にも近く、市場もたくさんある青森市の街中。
お目当てはここにあるのっけ丼!
市場のお店を巡りながら、自分好みの海鮮丼を作ることができるのです!
入り口の近くにある受付でチケットを買います。
10枚入りで1300円のもの。
写真のはすでに一個使っちゃった写真。
その一枚でご飯をもらうのに使いました。
この白飯を自分好みにアレンジしていくんですねー。
お店はにぎやかですね!
何をいただこうか。
チケットは物によっては2枚と交換のものもあります。
何を乗せるか悩みながら市場内を歩きます。
海老は乗せたい。
まぐろも、サーモンも、
ウニは、えー!三枚必要!?
などとブツブツ言いながらMy海鮮丼ができました!
盛り付けへたくそでごめんよ!
白くてニョロニョロしてるのはホタテの貝紐です。
なんか、サービスなのか結構乗せてくれた(僕がいい男だから)
好きなものだけ乗ってる海鮮丼いただきまーす。
貝紐がもう蕎麦みたいになってる。
ホタテも肉厚で噛み応えがあって甘くて美味い!
海老もプリプリで甘みも強くて美味い!
さすが市場で直接乗せてもらってるだけあって、みんな新鮮で美味しかったです!
市場ですから、のっけ丼意外にも海の幸売ってますよー。
桜祭りの弘前城
ここにはその名前のついたお城、弘前城がありますねー。
僕、ずっと「ひろまえ」って呼んでたけど、「ひろさき」らしいです。
駐車場である文化センターには築城主の津軽為信(つがるためのぶ)の像
立派なおひげを蓄えていたそうで。
こちらの駐車場、最初の一時間無料で、そのあと一定時間ごとに100円と言う超良心的設定。
この駐車場に向かうまでの間、一回1000円と言う民間駐車場が手招きしてきます。
既に散ってしまいましたが、弘前城ってすごい桜の木の数がすごいんですね。
しかも、今日はちょうど桜祭りの日と言うことじゃないですか!
散ってはしまいましたが、雨もいつの間にか止み、宴を楽しむ皆さんがいらっしゃいました。
タノシソウデスネー。
ソメイヨシノは散りましたけど、ボタン桜と枝垂桜は咲いていますよ。
弘前城への入場料は310円です。
弘前城は特徴的な形ですね!
天守閣の建築は1611年が最初なのですが、落雷で焼失し、1818年に再建されたものです。
再建とは言え江戸時代のものですから、現存十二天守の中に数えられます。
現存天守のほとんどは日本の南側にあります。
東北地方、唯一の現存天守です。
この旅で僕が行った現存天守は、これで11城目です!
そこに行けば12城制覇だったのに、なんで行かなかったんだ。。。
以前の位置はここ。
看板の写真を撮りました。
堀の上に立ってます。
天守の下の石垣が膨らみ始め崩落の恐れが出てきたため、70m内側に御引越したそうです。
それも、解体せずにジャッキで持ち上げてそのまま移動!
この移動の動画はYouTubeとかにアップされてるんで、ぜひ見てみてください。
弘前城の中はかなり狭いです。
現存天守で一番小さいのは丸亀城ですから、その次くらいに小さい気もします。
ゴールデンウィークと桜祭りと言うこともあり混んでいました。
せっかく祭りで出店が沢山あるんだし、何か食べたいですよね。
なにやら、黒くて四角くてプルプルしてるものを食べてる人が沢山います。
これ、おでんのこんにゃくだったんだ。
100円と安いので購入しました。
これのことです。黒くて四角くてプルプルしている。
ちょっと黒すぎる気がするんですけど。
見た目のインパクトは抜群です。
元は白かったようですね。
醤油出汁がしっかりしみ込んでいるのが良くわかるでしょう。
そんなにしょっぱくはないですよ。
不思議な焼きそば つゆやきそば
今日の夕ご飯はご当地B級グルメとでもいいましょうか。
ばっちり書かれています。
元祖つゆやきそば。と
つゆは汁のことですから。
沢山の色紙があります。店主も良い感じの人です。
メニューはつゆやきそば以外にもいろいろあるみたいですけど、
ここはつゆやきそば単体を注文します。
つゆやきそばが入っている器はなぜすり鉢です。
ラーメンのように見えますが、焼きそばの味します!
汁の中に焼きそばを入れたわけではなく、ちゃんと焼きそば味の汁になっています。
不思議だなー!
汁も麺も味は焼きそば!
美味しいから汁も全部飲み干してしまいました。
具だくさんで食べ応えありました。
本州から北海道へ
青森市に戻り、温泉に来ました。
年期の入った良い温泉でした。
お風呂だけじゃなくて、蛇口捻っても温泉なのね。
温泉で頭洗う。
そしてついに!北海度へ向けて旅立ちます。
ゴールデンウィークにも関わらず予約とってませんけどね。
エクストレイルを運ぶので港にあるフェリー会社に向かいます。
青函フェリーです。
すみません、予約してないんですけど。
函館行きの便あります?無ければキャンセル待ちします。
はい。あります。
あら、あっさり。
普通車と運転手で14400円です。
連休だけど、混雑のピークは過ぎたみたい。
ゴールデンウィーク前半は青森→函館のほうが乗る人多いらしい。
後半は函館から帰ってくる人のほうが多いって。
フェリー乗り場に並びます。
フェリーは小さいのしか乗ったことない。広島の宮島行ったときみたいなやつ。
なんだか緊張する!
ふぉー!
夜だからね。
中はこんな感じです。
客室に皆さん雑魚寝。
8時半に出発。
さよなら本州。
明かりが遠くなっていく。
青森→函館は3時間40分の旅です。
しかし、夜だから景色見えないね。
仕方ないから寝ます。
そして12時20分ごろ。
到着しました。
エクストレイル発射ー!
フェリーを降りたところから10分くらいの駐車場に行き、ここで一晩明かします。
明日は6時前に起きるよ。
あ、もう1時になる。
53日目レポート
走行距離 190.2キロ
※GPS変な動きしてますけど、間違いなく青森-函館フェリーは寄り道しないでまっすぐ行ってます。
使った金額
食費 2250円
- のっけ丼 1300円
- 黒おでん 100円
- 飲料 150円
- つゆやきそば 700円
斜陽館 500円
弘前城 310円
駐車場 青森市 200円
駐車場 弘前市 100円
お風呂 450円
青函フェリー 14400円
合計 24259円
53日目までの走行距離 9717.1キロ
53日目までに使った金額 450162円