日本一周58日目 北海道5 北方領土見えるかな 根室と釧路で豚カツon the炭水化物
さ、寒い。
車の外気温計見たら2℃
2℃!
道の駅おだいどう。
4本の柱、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島を意味しています。
海の向こうには、野付半島、その向こうにうっすらと国後島が見えました。
今日は本土最東端に行きます。
北方領土返還を訴える声
本当に北海道は牧場だらけですね、
まっすぐ伸びるその道の、右も左も牧場だらけ。
写真撮ってたら牛が寄ってきました。
根室市に来ました。
本土最東端は根室市になります。
駐車場につきました。
最東端の岬は、納沙布岬(のさっぷみさき)と言います。
人はほとんどいないです。
ひと際気になる大きなアーチ。
四島のかけ橋と言う名前が付けられています。
祈りの火と言うものが灯されていました。
島が肉眼で見えます。
最東端は最も北方領土に近いところです。
見えているのは歯舞群島でしょう。
北方領土の返還を求めるモニュメントがいたるところにあります。
望郷の家と北方館と呼ばれる建物。
無料で入れます。
中には無料の望遠鏡がありました。
望遠鏡の除く部分にスマホのカメラ向けて撮ってみた。
意外と撮れるもんですね。
歯舞群島の水晶島と呼ばれる島に、ロシア警備隊のレーダーが映っているのが見えます。
もう一つ北方領土資料館と言うものもありました。
あれ?さっきの北方館と違う?こちらも無料。
市営と言うことで、北方館よりも整っています。
どちらも歴史や、北方領土が日本であった時の資料が置かれています。
どちらが良いということもないですが是非両方見てみてください。
北方領土のことが良くわかります。
1945年8月14日、日本が降伏、ポツダム宣言を受理をした。
日本では8月15日が終戦記念日としていますね。
しかし、ソ連(ロシア)は8月28日から9月5日にかけて、北方領土を占拠しました。
この後は話が二転三転して、未だにこの北方領土は返還されていません。
既に戦後から非常に長い時間が経過してしまい、
ロシア人の生活もすっかり根付いています。
日本ロシア双方が納得して解決できると気が来ればいいと思います。
市営の資料館でもらいました。
あなたは日本で本土最東端に来ましたよという証明書。
本土の本当の最東端は、ここの灯台の場所です。
灯台の中には入れませんけどね。
後ろに何やら小屋がありました。
小屋の中から海を見ます。
三角点がありますね、そこが最東端ということかな?
海の向こうには歯舞群島が見えました。
根室市のご当地B級グルメ エスカロップ
名前を聞いてここまでピンとこないのは初めてです。
このあたりの洋食屋さんには必ずあり、他県でエスカロップが無いことに根室市民は衝撃を受けるらしいです。
今日はこの喫茶「薔薇」にお邪魔します。
めっちゃいい雰囲気ですね。
綺麗にされているんですけど、実は結構年期入ってるところもありました。
こんな店良いですよね。
店に入ったのは11時半でお客さんも少なかったですが、12時ごろになると常連さんであふれていました。
それではエスカロップ注文!
これがエスカロップだ!
バターライスの上に豚カツが乗り、ソースをかけたもの。
ソースはデミグラスソースが一般的なのかな?いろんな種類もあるらしいけど。
世の中にはデミかつ丼と言うのもありますけど、それとは決定的に違うところがライスの中にあります。
デミグラスがたっぷりかかった豚カツ美味い。
そしてバターライス。
なにこれ美味い。
バターライスの中には、刻んだタケノコが入ってるんですよ。
バターの風味が聞いたご飯の中に、塩気を効かせたタケノコが。
初めての衝撃です。
デミグラスとの相性も抜群です。
むしろ豚カツよりこのバターライスがメインになりかねない美味しさ。
ところでエスカロップの語源は?
フランス語のエスカロープ(肉の薄切り)から来ていることが一説にあるらしいです。
でもそれじゃ衝撃を受けたタケノコ入りバターライスの説明がつかない。
本土最東端まで来てよかったと思わせる美味しさでした。
根室から釧路へ行く途中に自然を堪能
根室市は海に囲まれた半島です。
根室港と花咲港があります。
花咲ガニってブランド聞いたことないですか?
ここ根室市だったんですね
今回は花咲ガニはいただきませんが。
花咲港の近くに奇岩があるというので見に行ってきました。
駐車場から花咲港が良く見えます。
あっちにみえるのは花咲灯台。
この景色見ただけでも来てよかった感あります。
天気も良いし爽快。
ここにある奇岩は車石と呼ばれるものです。
6千万年とか一億年前に、マグマが上昇し固まるときに放射状に発達しながら球状の形になったものです。
もう文章だけだと何言ってるかわかんないですね。
灯台の先から降りていくと。
これ!
なんか生き物みたいにも見えます。
不思議な形の岩ですね。
これがこの場所で一番大きいものですが、
他にもいくつかあります。
あ、あれも車石かな?
自然は本当に不思議です。
北海道限定の飲み物ナポリン。
優しい甘さの炭酸飲料でした。
ここからは、ひたすら牧場の間を走って釧路市まで行きます。
釧路市街地には後で行くとして、
これから行くのは釧路湿原です。
釧路湿原はラムサール条約に日本で一番最初に登録された湿地帯です。
ラムサール条約は、水鳥を生態系の頂点とした湿地の保存が目的の条約です。
干潟や沼、湖なども登録されます。
先日行ったクッチャロ湖なども登録されてます。
駐車場の近くにあったビジターズラウンジと言うところ。
温かみのある作りですね。
真ん中にあるストーブが良い感じ。
ここにいる受付のおじ様に展望台の場所を聞いて歩いて登って行きました。
歩いて5分、細岡展望台です。
湿地帯の展望台は何か所かあるらしいです。
高台から見える湿地帯。
川が流れています。釧路川です。
天気が良いので山も見えます。
夏は青々として、冬は真っ白い一面の台地が見れます。
開発が一切されていないエリアなので、様々な動植物が生態系を保っている場所だということです。
釧路川の近くは車でこれました。
静かな流れの川で、空が反射して綺麗な景色が見れました。
この後は釧路の街へ。
運転していると。
!
危ない!
この旅で一番の急ブレーキをしました。
鹿が4頭飛び出してきた。
車が停止するまで思いっきりブレーキしました。
後ろに車いなくて良かった。
釧路市のご当地B級グルメも?
釧路市には何故かスパゲティ屋が多いようで、
その中でもひときわ異彩を放つメニューがあります。
それは、
スパカツ!
スパゲティの上に豚カツを乗せて、さらにミートソースをドーンした食べ物です。
スパカツと言う名前は元祖と言われる泉屋さんの呼称で、他の店は「カツスパ」とか「ミートカツ」とか「ミートソースカツレツ」
と言う名前で呼び方が違います。
スパカツは登録商標でもとってるのかな?
泉屋本店がお休みだったのですが、ショッピングモールのAEONの中にチェーンがあるのでそちらで食べることに。
僕のよく知るファミレスという感じです。
ショーケースに発見スパカツ。
こういう店のメニューを見るのってワクワクしますよね。
もちろん注文するのはスパカツですよ。
おい。
ショーケースのと全然違うじゃん。
圧倒的ボリューム。
鉄板はアツアツでジューッと言いながらミートソースがグツグツ。
油が飛び散るので紙でガードしてくれる店員さん。
熱いぜ!近寄れない!
油飛び散った後。
ジューッの音が弱まってきたところで撮影。
すんごいボリュームなんですけど。
ミートソースはケチャップ系ではないデミグラス系の味。
凄い濃厚です美味しいです。
酸味と甘みがあり、コクが感じられます。
そもそも肉の揚げ物の上に肉をかけるという発想。
カロリーなんて計算したことない人が考えたに違いない。
そういえば昼ご飯も、豚カツon the炭水化物だったけど、大丈夫かな僕の胃腸。
お風呂はふみぞの湯。
ナトリウム系のしょっぱい温泉で暖まりました。
58日目レポート
走行距離 306.7キロ
使った金額
食費 2482円
お風呂 440円
合計 2922円
58日目までの走行距離 11354.5キロ
58日目までに使った金額 483618円