日本一周62日目 青森2 函館からフェリーで大間へ あの世に最も近い場所恐山
道の駅なないろななえ
駐車場が広く、端っこのほうに停めたのですが、フリーWi-Fiが飛んでました。
ここWi-Fi飛んでんな!
さあ、今日はついに本州に戻ります。
津軽海峡フェリーで函館から大間へ
すき屋の朝ごはん定食。
このクオリティで390円。
焼き魚でお米食べるの幸せ。
津軽海峡フェリーに到着しました。
駐車場は2時間無料らしいです。
チケットを買ったり、出航の時間を待つには十分な時間ですね。
申込用紙を書いて提出します。
値段は13160円でした。
9時半出航の便に乗ります。
8時から受付開始、8時50分までに車を乗り場に移動してくださいと言うことでした。
チケットとダッシュボードに置く紙。
それでは車で船に乗ります。
わーい。
おお!船の中にエスカレーターあるし!
客室もキレイだし、ここWi-Fi飛んでんな!
今回乗った、この津軽海峡フェリーは、最初に北海道に来た時に乗ったフェリーと会社が違います。
津軽海峡フェリーも青森行きありますが、青函フェリーより高いのです。
その分設備が充実していますね。
せっかくWi-Fiがあるので、船の中で、ブログを書こうと思いましたが。
揺れてる中書くのキツイです。
船酔いとかするタイプじゃないんですが、下向いてパソコン打つのはダメ見たい。
ブログは諦めて看板へ。
良い風、いい眺め、いい天気!
前回夜に乗ったから景色見えなかったけど、
明るい時間に乗るのは爽快ですね!
8日間ありがとう北海道!
北海道は本当にでっかいどー!だった!
マグロの町
エクストレイル発射ー!
大間につきました。
乗船時間は90分。ちょっと寝ました。
降りたところは大間の街中、
ここから岬に車で行きます。
はい到着。
まあすぐそこですから。
駐車場には出店がいくつかあります。
良い時間なのでお腹を満たしたいと思います。
お店は大間にある人気店にすることに。
お名前は「大間んぞく」
お店に入ったら、席は開いているんですが、ほとんど予約席!
団体様が来るらしい。
他のお客さんと相席で座らせていただくことに。
壁に沢山張られているシールは、マグロを一尾買ったときに付いてくるシールです。
これは大間のマグロですと証明するもの。
メニューはこんな感じ。
東京などで食うよりはだいぶ安いんでしょう。
しかし、私はもっと安いものを注文します。
壁に貼られているメニューの中から、切り落とし定食1800円を注文しました。
周りの人はマグロうに丼とか食べてる!
うらやましい!
しかし、切り落とし定食だって美味しいに違いない。
中おち結構な量があります。
赤みの色が濃くていい感じです。
わさびを醤油に溶かさないのがこだわりです!僕の。
鮮度もよく美味しいです!
保存管理もしっかりしているでしょう、臭みも一切ない美味しいマグロ。
舌の上でねぶるように転がし、魚の旨みがしっかり味わえます。
僕の定食が来たタイミングくらいに、予約の団体さんが入ってきました。
良かった、あの人たちの後に入店してたら注文かなり遅くなったと思う。
お腹も満たして、岬を散策します。
マグロ一本釣りの像。
このマグロは400kgのマグロと同じ大きさということです。
400kgって何人前食べられるの?
そうか、ここは本州最北端の地になるのか。
そこに見える島は弁天島です。
北海道は見えないみたいです。
日本一周もラストスパート!
東北地方、太平洋側を南下します!
死後の世界に最も近い場所
名前からいかにも恐ろしい場所を想像していました。
恐山に行きたいと思います。
大間と同じ下北半島内にあり、1時間と少しの運転で到着です。
峠を登って行くと宇曽利湖(うそりこ)が見えます。
宇曽利湖沿いに面白いものがありました、ので車を降ります。
ん?硫黄臭い!
あるのは三途の川と書かれた橋と、奪衣婆(だつえば)と懸衣翁(けんえおう)と題された2体の像。
人は死後、三途の川を渡ることになるが、奪衣婆に着ている身ぐるみを剥がされることになります。
そして懸衣翁はその衣服を傍らに生えている木にかけ、その枝のタレ具合で生前の悪行を測るという言い伝え。
このあと閻魔様に地獄の審判が下されます。
これから足を踏み入れる恐山。
あの世の入り口連想させられます。
車で少し奥に行くと恐山があります。
入山するのに500円必要です。
恐山の開山は862年、1200年の歴史を持ちます。
唐(当時の中国)へ留学をし帰ってきた円仁により開山。
地蔵信仰による、死者への供養の場となっています。
「人は死ねばお山さ行く(人は死ぬと恐山に行く)」と言われ、境内には死後の世界を連想させるものが沢山あります。
山門
地蔵の前に風車があります。
風車は子供の霊の供養に使われるものです。
本堂は奥にある建物ではなく、参道の横にあります。
こちらに手を併せたら奥へ。
山門をくぐると左右に棟があります。
右にあるのが男湯。
左にあるのが女湯(2棟)
無料の温泉施設です。
奥には混浴の施設もあります。
この温泉は身を清める効果があるとされ、恐山に参拝する人は必ず入浴していたそうです。
入浴しませんでしたが中を見てみました。
もちろん男湯のほうを。
中は濃い硫黄の匂いが充満しており、濁り湯がありました。
木で出てきた昔の公衆浴場と言う感じです。
奥にあるのは地蔵殿になります。
円仁がこの地にたどり着いたときに、ここの神秘的な風情を感じ取りながら彫り上げた地蔵菩薩が本尊だということです。
この寺は子持ち狛犬が置かれていますね。
その理由も後でなんとなくわかりました。
地蔵殿を対面にし左側に霊場巡りがあります。
ゴツゴツした岩場はまさに地獄を表しているかの様です。
ところどころに煙が噴き出しており、硫黄の匂いが立ち込めます。
ところどころにある石積みですが、
まるで賽の河原(さいのかわら)を表しているようです。
賽の河原とは、三途の川にある河原のことです。
親よりも先に命を落とした子供は三途の川を渡ることができず、
その親不孝の報いとして河原の石を積むという話です。
石の塔が完成近くになると、鬼がやってきてそれを壊してしまいます。
それを救うのが地蔵菩薩であると言われており、先ほどの地蔵殿にはこれにまつわる言い伝えがあります。
深夜、地蔵尊の錫杖の鳴る音がする、雨の日は地蔵尊の衣が濡れているなど。
このお寺に風車がところどころに奉納されているところや、先ほどの狛犬が子持ち狛犬であったことからも、子供の供養に来る人が多いということがわかりますね。
様々なお地蔵様。
お湯なども沸いてる箇所があります。
岩の地帯を抜けると宇曽利湖へ。
この浜を極楽浜と名づけられているようで、
地獄もあれば天国もある。どちらも死後の世界を連想させられます。
極楽浜には東日本大震災の慰霊のお地蔵様がいました。
背面には沢山の手形が。
久しぶりに御朱印。
人の生死や人生について考える良いきっかけになる場所でした。
車で移動中に道の駅に寄りました。
道の駅 よこはま 菜の花プラザ
横浜って地名が青森にもあった。
青森の陸奥湾に面していてホタテが特産みたいです。
出店が出てたみたいなんですけど、もう夕方で店を閉める直前だったみたいです。
もう店閉めるから200円でいいよーと言われ買いました。
ホタテの串焼き、300円だったけど100円得した。
大きなホタテでした。貝柱が肉厚!
さらに南下してお風呂ー。
青森県の東北町と言う場所だったのですが、290円と言う安さで天然温泉。
東北のほうが安い温泉多いのかな?
アメニティは無いけどいいお湯でした。
十和田のバラ焼き
豚のバラ肉を玉ねぎと炒めるのですが、
その中でも有名な店に来ました。
司バラ焼き大衆食堂さんです。
駐車場は、目の前のコインパーキングなんですが、
ここで食事をすれば3時間?まで無料みたいです。
屋台風のお店の中は熱気でムンムン、笑い声が絶えません。
一人で入るのに躊躇します。
でもカウンター席あります。
一人でバラ焼き楽しめる。
メニュー。
色々食べたくなるけど、バラ焼きとご飯を注文(800円+100円)
肉が薔薇みたいになってる。
おっと食べ方がわからないぞ。
店員さんが説明してくれます。
まずは玉ねぎを肉を中心にグルグル回しながら焼き、
玉ねぎに火が通ってきたら肉を崩します。
こう?こう?
こう!
店員さんに見守られながら、強火のまま、焦がさないようによく混ぜます。
タレがなくなったら食べるサインらしいです。
完成!
めちゃ美味そう!
豚の脂に少し焦げた感じのタレが絡んですごい美味い。
玉ねぎも少し焦げて甘みが引き出されてます。
玉ねぎだけで食べてもうまい。
米に合うわー!
酒が飲みたくなる!
他の席の人たちうらやましいー!
62日目レポート
走行距離 271.8キロ
使った金額
食費 3290円
- すき屋 390円
- マグロ切り落とし 1800円
- ホタテ 200円
- 十和田のバラ焼き 900円
フェリー 13160円
恐山 500円
御朱印 300円
お風呂 290円
ガソリン 5849円
合計 23389円
62日目までの走行距離 12535.4キロ
62日目までに使った金額